2023.06.18
ぼちぼちと暮らす
日々のことを。
毎年「梅干しは年に一回しか漬けないから、なかなか上達しない」と言っているのだけれど、なんだかんだで梅干し漬け歴も12年くらいになったので、そこそこ上達してるんじゃないかなと思う。年々ズボラな漬け方になっていて、今年はジップロック(もどき)の袋で漬けてみた。今のところ良い感じに漬かってる気がする。なるべく空気にふれないようにすることがカビないコツなのかな。
梅酒は去年4L仕込んだので、今年の梅仕事は梅干しと梅シロップのみ。らっきょうも漬けたし、新生姜で紅生姜も作ったし、実山椒の保存も終わったので好きなときにちりめん山椒が作れる状態。これも干支一周分くらい続けている習慣。意識して丁寧な暮らしをしているわけではなく、食べることが好きなのよね。きっと。
好きといえば、図書館でミステリ本を借りて読んでいて、これが毎日の楽しみ。新刊はなかなか予約ができないので、ひと昔前の本ばかり借りているけれど、おもしろいものはいつの時代でもおもしろいね。昨日は湊かなえの「少女」を読んで「死ぬってこの世界から退場することだよ」の一文に納得した。ずっと続いているこの世界に途中参加したからには、楽しいなとかうれしいなを少しでも多く経験して、そして穏やかに退場したいなと思った。
飼い猫が寝ているとき、そっと体にふれると「クルゥ」と鳩のように鳴く。それを毎日「鳩がいてる」と笑えるのがしあわせ。